髪質改善

髪のキューティクルとは?役割と乱れる5つの原因・守り方

髪のキューティクルとは?役割と乱れる5つの原因・守り方

シャンプーやトリートメントの説明で、よく登場する「キューティクル」。聞いたことはあっても、実際にどんなもので、髪にとって何をしているのかは、意外と知られていません。

この記事では、キューティクルの正体と役割、乱れやすくなる原因、そして毎日の習慣でできる守り方を、専門用語をできるだけ使わずに整理しました。最後のセルフチェックで、見直すべき習慣の順番も確かめられます。

信頼性ブロック

  • 記事作成者: 笹原 光(株式会社Luz 代表取締役)。2012年4月に創業し、創業前にも約10年間、多くのお客様を担当してきました。/プロフィール: 笹原 光のスタッフ紹介
  • 作成日: 2026年11月8日/最終更新日: 2026年11月8日(2026年10月時点の情報です)
  • 出典・参照: 株式会社Luz公式サイト「スタッフ紹介」(2026年10月24日確認)、同「髪質改善とは?」(2025年11月12日掲載)、同「お客様の声」。一般的な髪の仕組みの説明は、特定の統計数値を用いずに記述しています。
  • 読了時間: 約7分

髪のキューティクルとは、どんなものですか?

髪の一番外側を覆う、うろこ状の層のことです。髪の内部を守る役割があり、表面がどれだけ整っているかで、ツヤや手触りの印象が変わりやすくなります。

屋根の瓦のように、重なって髪を守っている

キューティクルは、屋根の瓦のように重なり合って、髪の中身を覆っています。中身とは、髪の内部にあるうるおいや栄養分のことです。この層がきれいに閉じていることで、内部が守られやすくなります。

髪の表面がそろっていると、光がきれいに返り、手ざわりもなめらかに感じやすくなります。逆に、層が浮いたりはがれたりすると、ツヤが弱まったり、ひっかかりを感じたりします。

一度乱れると、元通りにはしにくい部分でもある

髪は、肌のように自ら再生する組織ではありません。そのため、表面が傷んだ部分は、自然に元に戻ることは難しいと考えられています。Luzの「髪質改善とは?」でも、ダメージを受けた髪は自然には修復しにくい、という考え方を紹介しています。

だからこそ、傷んでから直すより、乱れにくい習慣を日々積み重ねるほうが大切になります。補修の感じ方には個人差があります。

なぜキューティクルは乱れてしまうのですか?

摩擦、熱、薬剤、紫外線、濡れた状態での扱いの5つが主な要因です。多くは日常のなかの小さな刺激が重なって起きています。

① 摩擦:こする・ひっぱる・絡まる

タオルでごしごし拭く、ブラシで力任せにとかす、髪同士をこすって洗う。こうした摩擦は、表面の層を少しずつ浮かせる原因になります。髪の絡まりを放置したまま無理にとかすのも負担になります。

② 熱:ドライヤーやアイロンを近づけすぎる

高温の風を近距離で当て続けたり、ヘアアイロンを同じ場所に長く当てたりすると、表面が乾燥して傷みやすくなります。熱を使うときは、距離を保ち、同じ場所に当て続けないことが基本です。

③ 薬剤:カラー・パーマ・ブリーチ・縮毛矯正

薬剤を使う施術は、髪の表面や内部に負担がかかりやすい工程です。回数が重なると、履歴の長い毛先ほど表面の乱れが目立ちやすくなります。施術の間隔や薬剤の選び方は、担当の美容師と相談しながら調整できます。

④ 紫外線:屋外で長く過ごす日が続く

紫外線は、肌だけでなく髪にも影響します。夏のダメージが秋口に出てきたり、日差しの強い日が続いたりすると、乾燥感やツヤ不足を感じやすくなります。帽子や日傘などで、物理的に守る方法もあります。

⑤ 濡れた状態:髪が最も傷みやすいタイミング

髪は、濡れているとき、表面の層が開きやすく、摩擦に弱い状態になります。入浴後の髪の扱いは、とくに丁寧にしたい部分です。タオルで押さえるように水分を取り、早めに乾かしてあげましょう。

自分の習慣は、どれくらい表面に負担をかけていますか?

当てはまる項目の数で、見直す優先度のめやすが分かります。診断ではなく、日ごろの習慣を言葉にして整理するためのチェックです。個人情報の入力はありません。

キューティクルを乱しやすい習慣セルフチェック(8項目)

日ごろの習慣に当てはまるものにチェックを入れてください。結果は見直す順番のめやすで、診断ではありません。

結果は「目安」として使ってください

チェックの結果は、医学的な判断ではありません。髪や頭皮に強いかゆみ・赤み・急な抜け毛などがある場合は、美容室ではなく皮膚科などの医療機関にご相談ください。

キューティクルを守るために、今日からできることは何ですか?

濡れた髪をやさしく扱い、熱を当てる距離を保つことが、取り組みやすい2つです。道具を買い足さなくても、手順を変えるだけで髪への負担は変わります。

乱れる要因 今日から見直せること 美容室に相談したい目安
摩擦 タオルは押さえて水分を取り、絡まりは毛先からほぐす 絡まりやひっかかりが頻繁に起きる
熱 ドライヤーは離して動かし、アイロンは同じ場所に当て続けない 毛先がいつもパサついて広がる
薬剤 施術の間隔を空け、履歴を美容師に伝える 毛先だけ極端に傷んでいる
紫外線 帽子や日傘などで物理的に守る 季節が変わっても状態が戻らない
濡れた状態 入浴後は早めに乾かし、濡れたまま寝ない 朝に絡まりや広がりが強く出る

守るというより「乱さない」が基本の考え方

キューティクルは、特別なケアで急に元通りにするというより、乱す原因を減らしていくことが中心です。シャンプーやトリートメントの選び方や使い方も、その一環になります。

毎日続けやすい3つの習慣

特別な道具は不要です。①入浴後はタオルで押さえて水分を取る、②ドライヤーは根元から毛先へ向けて、離して動かしながら当てる、③寝る前にやさしくとかして摩擦を減らす。この3つから始めてみてください。

髪質改善の考え方を詳しく知りたい方は、Luzの「髪質改善とは?」もあわせてご覧ください。

美容室に相談したほうがいいのは、どんなときですか?

セルフケアを1か月ほど続けても変わらないとき、または毛先と根元で状態が大きく違うときです。髪と頭皮を実際に見てもらうのが確実です。

表面の状態は、見て触って確かめるのが近道

キューティクルの状態は、手触りやツヤだけでは判断しにくい場合もあります。Luzでは、専用の機器で頭皮の状態を確認してから、施術プランをご提案しています。髪の悩みは、頭皮から毛先まで一続きで考えるのが基本です。

髪質ごとの考え方は、髪質改善に関するお悩み解決ページでご案内しています。

ご来店のお客様の声

ご来店のお客様からは、次のような声をいただいています。

髪がツヤツヤになる。シャンプー、トリートメントが良い。(40代・女性/お客様の声 公開ページより)

※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

キューティクルについて、よくある質問は?

出会いやすい5つの疑問に、一般的な考え方でお答えします。個人差があるため、気になる場合は髪と頭皮の状態を見て判断します。

Q. キューティクルは、トリートメントで元に戻りますか?

トリートメントは、表面をなめらかに整えたり、補修成分を補ったりする目的で使われます。傷んだ部分が完全に元通りになるとは言えず、感じ方には個人差があります。

Q. 髪が濡れていると傷みやすいのは本当ですか?

一般的に、濡れた髪は表面の層が開きやすく、摩擦に弱い状態と言われます。タオルで押さえて水分を取り、早めに乾かすのが基本です。

Q. 冷風でドライヤーを仕上げるとよいですか?

仕上げに冷風を当てる方法は、よく紹介されています。髪の状態や好みで感じ方は異なるため、手触りを確認しながら取り入れてみてください。

Q. ヘアアイロンは使わないほうがいいですか?

使ってはいけないわけではありません。同じ場所に当て続けない、温度を上げすぎないなど、使い方を工夫することで負担を減らせます。

Q. 美容室では、髪の表面の状態も見てもらえますか?

髪と頭皮の状態を確認しながら、施術やホームケアについてご相談いただけます。気になる点は、ご来店時やLINEでお気軽にご相談ください。

相談してみたいと思ったら、どうすればいいですか?

LINEで、お近くの店舗に気軽に相談できます。メールやLINEでの事前相談も可能で、ご来店の前に今の髪の悩みを伝えていただけます。

セルフチェックの結果と、気になっている点をそのままお送りください。内容に合わせて、必要なら髪と頭皮の状態を確認する流れをご案内します。

営業時間・定休日はよくあるご質問やお知らせでご確認ください。

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